製品のご紹介


土質安定処理材[ベストキーパーシリーズ]


土を変身させる。

石灰による土質固化・安定処理工法は、古くは中国の万里の長城に用いられたことが有名です。最近、都市地域への人口集中化に伴い、軟弱な土質であっても、それを改良し再利用を繰り返すことを義務付けられることが多くなってきました。
他の薬液などで固化させるものと異なり、本工法は土壌や水質を汚染することがないため、もっとも自然にやさしい固化材です。


プロセス

図:プロセス


土質安定処理材[ベストキーパーシリーズ]

種別 製品名 品質 対象土と特徴
生石灰 ベストキーパー K 工業用生石灰 高含水比の軟弱土、ヘドロ、浚渫土等を高温発熱、吸水による急速改良
石灰系 ベストキーパー P30 工業用生石灰をベースとした生石灰系安定材 高含水比から低含水比までの軟弱土、ヘドロ、浚渫土等を発熱、吸水による改良に加えて、添加材の複合効果で安定強度の増加を促進する。
土性により、最も適した品種を選定する。
防塵固化材 ベストキーパー K-DP 工業用生石灰 PTFE(フッ素樹脂)で粉体の特性を改質することにより安定材本来の特徴を損なうことなく粉塵発生を防止し、作業環境、周辺環境の改善に効果を発揮する。
ベストキーパー P30-DP 工業用生石灰をベースとした生石灰系安定材

用途

道路建設工事 路床・路盤の改良、路体盛土改良、建設発生土の再利用
鉄道工事 鉄道路床改良、強化路盤処理
空港建設工事 埋立地表層改良、滑走路部他の路床・路盤の改良
港湾工事 浚渫土の改良、埋め立荷捌き地路床・路盤の改良、水面埋立て土改良
河川及び堤防 堀削土の改良、築堤・埋め戻し等へ再利用、汚泥の安定処理
宅地造成工事 現地掘削土による盛土、擁壁背面盛土、法面などの安定化対策
構造物基礎及び裏込め 擁壁基礎の支持力確保、基礎地盤改良、橋台裏込め材への利用
仮設工事 工事用道路の表層地盤改良(建設機械のトラフィカビリティの確保)
残土処理 現地堀削発生土の改良再利用、埋設管埋め戻し土、盛土等


安定処理の施工状況

写真:①散布

①散布

写真:②散布

②散布

写真:③混合

③混合

写真:④転圧

④転圧

写真:⑤不陸整正

⑤不陸整正

写真:⑥混合状況

⑥混合状況


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